本日の一冊
  • 09月18日の本

    安部公房『笑う月』(新潮社)

    ⁄ ⁄ スタッフレビュー

    突然降ろされる幕。私はどの夢の続きも知らない。けれど、実体のない人物や形は浮かび漂い、意識に居座る。不眠の夜よりも、夢から覚められない朝の方が骨身に堪えてしまうものだ。それとも皆、夜はぐっすり眠り、朝は爽快なのかしら。生け捕りにされた夢たち。

  • 安部公房『笑う月』(新潮社)

    安部公房『笑う月』(新潮社)

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