本日の一冊
  • 06月12日の本

    J.K. ユイスマンス『さかしま』(河出書房新社)

    ⁄ ⁄ スタッフレビュー

    雨が降るから傘をさす。傘がないから部屋に籠る。このまま雨の日が続けば、私はもう部屋から出ることが出来ないだろう。職も食も手放して、ここにあるだけの書物や花を愛でていたい。甘美な幻想に溺れる生活。大豪邸の彼と四畳半の私。永遠の雨は、幻想に留めなくてはいけない。(涎)

  • J.K. ユイスマンス『さかしま』(河出書房新社)

    J.K. ユイスマンス『さかしま』(河出書房新社)

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