本日の一冊
  • 08月08日の本

    藤野可織『爪と目』(新潮社)

    ⁄ ⁄ スタッフレビュー

    目に映るものだけが描写されていく。遠くから長回しで記録する定点カメラのように。3歳児の目を通した、3歳児ならざる者”わたし”の視点。目に入った埃のような”あなた”の存在。感情は一切記録されない。心の動きは目に見えないから、ないのと同じ。

  • 藤野可織『爪と目』(新潮社)

    藤野可織『爪と目』(新潮社)

/

本日の本 一覧

本日の本 一覧

お知らせ