本日の一冊
  • 08月16日の本

    ─ 本日の一冊

    下瀬信雄『結界』(平凡社)

    ⁄ ⁄ スタッフレビュー

    遠くまでくっきりと切り取られ、奥行きの打ち消された平面に浮かび上がる自然物。微細な粒子の群れのように見える。集合体としての物は煙に似ていて、ゆらゆら形を変え渦を巻く。夏の日差しと眼前に広がり溢れる物の最中で煙に巻かれよう。

  • 下瀬信雄『結界』(平凡社)

    下瀬信雄『結界』(平凡社)

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