ビジネス書・実用書などで大ヒットをとばしている編集者の方を毎回1名お招きし、企画術・発想術・著者選び・編集術・タイトル付けなどの極意を、コピーライター＆作家の川上徹也さんがインタビュー！

モノの溢れる現代、生活者にとって価値あるモノ・サービスを生み出す上で重要な「編集思考」は、どんな仕事をしている人にも学ぶ意義があります。ヒットメーカーの頭の中、一緒に覗いてみませんか？

【編集者ナイト、好評につき2ndシーズンに突入！】
月に1度・全6回の開催を予定しています。1回のみのご参加も可能です。
回によって、インタビューのほか、次回作のゲラを読んで内容や売り方について意見交換をしたり、本づくりの裏話を伺ったり……様々な角度から編集思考を深堀りします。

2ndシーズン第2回のゲストは新潮社 プロモーション・営業担当執行役員の郡司裕子さんです！

新潮社プロモーション担当執行役員として、次々とヒット本を世に送り出している郡司裕子さんの考え方、そして新潮社の編集方針、出版業界への想いなどを川上徹也さんに掘り下げていただきます。

また、当日のトークは、グラフィック・クリエイターの池田萌絵さんにより、リアルタイムでグラフィックレコーディング＆投影いたします。

【登壇者プロフィール】

郡司裕子 / Gunzi Youko
新潮社　プロモーション・営業担当執行役員

大学卒業後、新潮社に入社し、編集者としてベストセラー連発。
2004年発売の２ちゃんねる発の小説『電車男』は複数の漫画雑誌で同時に漫画化し、映画とテレビドラマを連動させるなどの施策を行い100万部突破、2006年のウーマンオブザイヤー受賞。
そのほかの担当書籍に金子達仁『決戦前夜　Road to France』（15万部）、つんく著『LOVE論〜あなたのいいトコ探します』（36万部）、畠中恵著『しゃばけ』（シリーズ累計960万部）などがある。また編集長として和田竜『忍びの国』（60万部）、矢部太郎『大家さんと僕』（シリーズ累計120万部）、岩井勇気著『僕の人生には事件が起きない』（シリーズ累計19万部）のヒットを主導した。作家、芸能人からの信頼も厚い。22年よりプロモーション担当執行役員として新潮社から発売する全書籍のプロモーションをプロデュース。プロモーション担当として朝井リョウ『正欲』（42万部）、結城真一郎著『#真相をお話しします』（23万部）、などをベストセラーに導いた。
今年３月発売の新人作家・宮島未奈による小説『成瀬は天下を取りにいく』は独自のプロモーションを仕掛け、すでに10万部を突破している。

川上 徹也 / Tetsuya Kawakami
コピーライター＆作家 / 湘南ストーリーブランディング研究所代表

大阪大学人間科学部卒業後、大手広告代理店勤務を経て独立。東京コピーライターズクラブ新人賞、フジサンケイグループ広告大賞制作者賞、広告電通賞、ＡＣＣ賞など受賞歴多数。
中でも、企業や団体の「理念」を1行に凝縮して旗印として掲げる「川上コピー」が得意分野。「物語」の持つ力をマーケティングに取り入れた「ストーリーブランディング」という独自の手法を開発した第一人者。書店好きとしても知られ、2020年末には、兵庫県に実在する小林書店をモデルにしたノンフィクション・ノベル『仕事で大切なことはすべて尼崎の小さな本屋で学んだ』（ポプラ社）を上梓した。
その他の著書『すごいタイトル㊙法則』（青春出版社） 、『江戸式マーケ』（文藝春秋）、『物を売るバカ』（KADOKAWA）、『ザ・殺し文句』（新潮社）など計46冊。累計68万部突破。海外（台湾・中国・韓国）においても22冊が翻訳されている。