六本木で飲めるのは文喫だけ??
幻のお酒「ホイス」を飲みながら「ネオ日本食」の世界を堪能するトークイベント!!
海外から持ち込まれたはずなのに、日本で独自の進化を遂げ、日本人の食文化にすっかり溶け込んでいる食べ物や飲み物、それが「ネオ日本食」。
ホットケーキ、ナポリタン、餃子、食パン、カレーなど、誰もが日常的に食していて、大好きな人も多いこの「食」の一大ジャンルを、作り手へのインタビューを通して紐解き、その奥深い世界を語りつくした書籍『ネオ日本食』(リトルモア刊)の刊行を記念してトークイベントを開催します。
ご登壇いただくのは本書の著者であり、「ネオ日本食」というあたらしい概念を提唱し続けるトミヤマユキコさんと、本書でもネオ日本「酒」として紹介されている「ホイス」の製造元、有限会社ジィ・ティ・ユー代表の後藤竜馬さん(三代目)。
戦後、洋酒のような質の良いお酒が入手できない中、ウィスキーの代わりに焼酎で割ってもハイボールのような爽快な飲み口を楽しめる「割り材」として誕生したのが「ホイス」です。
ホッピーやチューハイ、サワーなどの「割り材」で作るお酒たちは、戦後の貧しい時代にビールやハイボールなどの代用品として庶民に親しまれ、本物が飲める現代でも、美味しい飲み物として楽しまれています。
その中でも「ホイス」は、ウィスキーでつくるハイボールとはまた違う「ホイス味」としか言いようがない香り高い味わいや、飲食店で飲んでほしいという製造者の思いから一般の小売販売をしないことで、多くのコアなファンを持つ「幻のお酒」です。
そんな「ホイス」の魅力に迫り、その歴史や誕生秘話、製造の裏側など様々に語っていただくことで「ネオ日本食」ワールドを解き明かす今回のイベントは、ホイスハイボールを飲みながらの参加もOK!!
ご登壇のお二人のトークを聞きながら、飲む「ホイス」はまた格別の味わいです!!
「ホイス」を起点に、ネオ日本食を創る人へとフォーカスし、日本人にとっての「食」とは何かを解き明かす。
常に進化する「ネオる人」の生きた言葉を聞きながら飲める幸福な時間を文喫で味わってみませんか?
※【会場参加】のチケットは一日利用ができるチケットです。入場は開店時間の9時から可能で、イベント終了後も20時までご利用いただけます。
※イベント終了後にサイン会を予定しています。サイン会には、店頭で対象書籍をご購入の方・対象書籍をお持ちの方どちらもご参加いただけます。
※「ホイスハイボール付き」の参加チケットの購入のお客様には受付時に引き換え券を配布いたします。
※「ホイスハイボールなし」の参加チケットもご用意しています。ホイスハイボールを召し上がらない方は、こちらのチケットをご購入ください。
※イベントはフリードリンク付き(珈琲・煎茶)です。
ホイスハイボールが文喫のメニューに登場!!
イベント開催当日の6月1日(土)より文喫では期間限定のアルコールメニューとして、ホイスハイボールを一日数量限定で販売します。
一般の小売販売をせず、提供する飲食店も限られている「ホイス」を飲めるの六本木ではおそらく文喫だけ。
またとないこの機会にぜひお試しください!!
※一日数量限定につき、無くなり次第終了となります。
※販売終了のご案内は文喫のX(エックス)にてお知らせいたします。
https://twitter.com/bunkitsu_rpng
※現在、一升瓶での販売はございません
ホイスとは
戦前、海外旅行が一般的ではなかった時代、有限会社ジィ・ティー・ユーの前身、後藤商店創業者 後藤武夫は、単身シベリア鉄道に乗り込み世界各地を旅して、洋酒やハーブ、スパイス、漢方などの知識を得て帰国。
戦後、飲食店を元気にしたいという思いで、当時流通していた粗悪な焼酎をおいしく飲めるようにしようと旅で得た知識をもとに試行錯誤を繰り返し、1949年、焼酎ハイボールの素「ホイス」を完成させた。
以来、門外不出の製造方法で、個人には販売せず、飲めるお店も限られることから、いつしか「幻の酒』と呼ばれるようになった。
https://gtu.co.jp/hoisu/
※ホイスハイボールは、ホイス2:甲類焼酎3:炭酸水5の割合で作る焼酎ハイボール(チューハイ)です。
【登壇者プロフィール】
トミヤマユキコ
1979年、秋田県生まれ。
早稲田大学法学部卒業後、早稲田大学大学院文学研究科に進み、少女マンガにおける女性労働表象の研究で博士号(文学)取得。現在、東北芸術工科大学芸術学部准教授。ライターとして、日本の文学、マンガ、フードカルチャーについて書く一方、大学教員として、少女マンガ研究を中心としたサブカルチャー関連講義を担当している。2021年から手塚治虫文化賞選考委員。24年からNHK高校講座「家庭総合」(NHK Eテレ)でMC。主な著作に『パンケーキ・ノート おいしいパンケーキ案内100』(リトルモア)、『40歳までにオシャレになりたい!』(扶桑社)、『夫婦ってなんだ?』(筑摩書房)、『少女マンガのブサイク女子考』(左右社)、『10代の悩みに効くマンガ、あります!』(岩波ジュニア新書)、『女子マンガに答えがある「らしさ」をはみ出すヒロインたち』(中央公論新社)、『労働系女子マンガ論!』(タバブックス)、『文庫版 大学1年生の歩き方』(清田隆之との共著、集英社文庫)などがある。
後藤竜馬
1981年、東京都生まれ。
高校時代より度々アルバイトとして祖父の創業した後藤商店(現:(有)ジィ・ティ・ユー)に勤務していたが、高校卒業後、高齢であった先代(2代目)の父を支えるため、1999年に正式に後藤商店へ就職。2001年、元祖ハイボールの素『ホイス』のレシピを継承し、製造担当に就任。2005年、後藤商店の法人化に伴い、(有)ジィ・ティ・ユーの取締役に就任。その後、3代目として、2020年に代表取締役に就任。
【書籍紹介】
『ネオ日本食』トミヤマユキコ著
ユネスコ(※) は、
「ネオ日本食」を見落としている。
(※)無形文化遺産に「和食」を登録
「ネオ日本食」とは:海外から持ち込まれたはずなのに
日本で独自の進化を遂げ、わたしたちの食文化にすっかり
溶け込んでいる食べ物&飲み物。
B級グルメ、せんべろ、町中華、ヌン活 ──
フード界の次なる最注目キーワードは「ネオ日本食」だ!
かつてパンケーキ・ブームを牽引したトミヤマユキコが見出した“新概念”。
本書は、その歴史・魅力・美味しさを徹底的に取材し描き切った、読みものとしても一級の渾身作です。
さあ、身近なのに広大な「#ネオ日本食」の世界へ!