全国で「変人」をテーマに研究・活動する個人・団体が集まる「変人學会」の記念すべき初イベントが六本木・文喫で開催。
「変人」ムーブメントを主導してきた京大変人講座主宰・地球流体力学が専門の酒井敏氏、東京学芸大変人類学研究所所長・文化人類学が専門の小西公大氏の二人が、AIの進化により「人間とは何か」が問われるこの時代のキーワードは「変人」なのではないか、というテーマで会場参加型のトークイベントを行います。
また、トークイベント後は、みんなで「変差値グラフ」を作ってみよう！というワークショップも開催。偏差値に代わる新たな価値観「変差値」について知り、楽しみながら、それぞれの「変」や「普通」といった価値観について見直します。
さらに、希望者はランチタイムに文喫でお食事をしながら交流しましょう。

文喫 六本木では、８月２８日～変人學会による選書フェアも展開いたします。

【登壇者プロフィール】

酒井 敏

静岡県立大学理事・副学長。理学博士（京都大
学）。京都大学教養部、大学院人間・環境学研究科教授を経て、現職。「京大変人講座」の
仕掛け人。著書に『都市を冷やすフラクタル日除け：面白くなくちゃ科学じゃない』『京
大的アホがなぜ必要か：カオスな世界の生存戦略』『野蛮な大学論』『カオスなSDGs：ぐ
るっと回せばうんこ色』など。

小西 公大

東京学芸大学 人文社会科学系 教育学部 准教授
1975年生まれ、千葉県出身。博士（社会人類学）。東京大学、東京外国語大学での研究職を経て、2015年より現職。現在は社会人類学的な知見を基盤として、音楽・芸能やアート手法を用いた社会的ネットワークの構築や地域開発の可能性に関する研究と実践に勤しんでいる。変人類学研究所・所長。主な著作は『人類学者たちのフィールド教育：自己変容に向けた学びのデザイン』『萌える人類学者』『フィールド写真術』（共著）など。